足立朝日

わらび座支援への御礼と報告 

掲載:2020年7月5日号
 秋田県のたざわ湖芸術村で、わらび劇場はじめ温泉ゆぽぽ、体験施設などを運営する㈱わらび座が、3月半ば「創立以来最大の危機」という事態を迎え、全国に緊急の支援を訴えた(4月5日号掲載)。
 その後、1カ月半の間に日本中から支援の申し出と共に「わらび座を潰してはいけない!」という熱いメッセージが寄せられ、わらび座の心の支えとなった。
 4月30日までの支援総額は1億381万321
9円に達し、支援者は4000人にのぼった。同社の山川龍巳代表取締役は、次のように感謝と思いを述べて、決意を語った。
 「いただいたご支援の数々は、皆様とわらび座の出会いの数であり、皆様と共に歩んだわらび座69年の歴史を改めて誇りに思います。予想をはるかに超えるご支援に、言葉では言い尽くせない感謝の思いでおります。わらび座は、3月5日以降、一度も公演できない状態が続いています。この春、7000人がわらび劇場に来場予定だった修学旅行はすべて中止・延期。昨年4月から7月には、3チームが200回以上公演していた全国ツアーもほぼ全滅。既に秋冬の公演にも影響が出てきています。宿泊・飲食施設への大打撃は、日々の報道の通りです。公的なシステムも活用すべく申請等も行っていますが、財政的な傷は日々大きくなっているのが現実です。しかし、文化・観光という最も人と人の触れ合いを拠り所とする事業は、決して不要ではありません。身体的距離を取らざるを得ない時だからこそ、心の距離を縮め、希望の灯りを掲げる仕事をしていきたいと思います。それを精いっぱい進めていくことを誓い、わらび座への引き続きの応援を重ねてお願いし、御礼と報告とさせていただきます。本当にありがとうございました」