足立朝日

掲載:2010年8月20日号
 4月に千住キャンパス(千住桜木2‐2‐1)を開設した帝京科学大学が、ランニングクリニックを開く。12月23日(木・祝)の第1回足立フレンドリーマラソン開催を記念して企画したもので、区体育協会、区陸上競技協会後援。
 足立区在住のランナー・浅井えり子さん(ソウル五輪女子マラソン日本代表)を客員教授に迎え、浅井さんが提唱するLSDランニングを指導する。
 L(Long=長い)S(Slow=ゆっくり)D(Distance=距離)は、長い距離をゆっくり走ることで、長距離が早く走れるようになるというランニング法。
 帝京科学大学グランドは正和自動車教習所跡地に完成するもので、250mの全天候用トラック。できたてのさわやかなブルーのグランドを、一番乗りで走ってみれるチャンス。
【日時】①9月20日(月・祝)=「楽しくゆっくりLSDランニング」②10月31日(日)=「レベルアップのためのトレーニング」③11月23日(火・祝)=「レースに向けてのトレーニング」。いずれも午前10時~正午(9時半受付)
【場所】帝京科学大学グランド(千住緑町3-30-1)※雨天時は2号館アリーナ
【講師】浅井えり子さん
【参加資格・定員】高校生以上、各回50人(先着)
【参加費】700円(イベント保険料含む)
【申込方法】各回開催日の3日前までに電話かFAX、Eメールで申込む。3回1括の受付も可。
【申込・問合せ先】帝京科学大学千住キャンパスTEL6910・1010、FAX6910・3800、Eメール

写真=浅井えり子さん
掲載:2010年8月20日号
 中小企業を応援する足立区の助成金制度「ニュービジネス支援事業」の採択者が決まった。
 この事業は、斬新なアイデアで創業した人を支援する「創業プランコンテスト」、新技術・製品・サービスの開発を支援する「ビジネスチャレンジコース」の2つのコースを設け、中小企業を応援し区内経済の活性化につなげる制度で5回目。
 今回は、4月12日(月)~5月12日(水)まで募集。創業プランコンテストには14件の応募があり、優秀賞2件、奨励賞2件が、ビジネスチャレンジコースには7件の応募があり、採択事業1件が選ばれた。
 今回、創業プランコンテストで優秀賞に選ばれた㈱クリニカルリサーチ24=南花畑1‐2‐15、TEL5831・2282=の川西宏知社長(39)は、「新薬開発に必要不可欠な治験コーディネーターの待遇の悪さ、夜間勤務がないことに着目し、両方を改善し治験コーディネーターの数を増やしていきたい」と語り、同じく優秀賞に選ばれたバイナリックス㈱=千住1‐4‐1東京芸術センター1103、TEL5284・9980=の中村博史社長(45)は、「大手企業に対抗し、足立区の中小企業として機械と機械をつなぐ産業向け高速通信ソフトの開発、販売に挑戦していくつもり」と意欲を語っていた。
★その他の受賞企業
【創業プランコンテスト奨励賞】㈱アロマスペース=千住仲町10‐6‐401、TEL5244・6789=香り成分をマイクロカプセル化し、様々な製品と合わせ製造・販売をしていく。
【同】㈱ホライズンワークス=荒川区西尾久5‐14‐2、TEL5837・4224=ミドル・シニア向け美容室「アンナヘアー」を区内20店舗を目指し展開していく。
【ビジネスチャレンジコース】ラスールデザインオフィス=綾瀬1‐33‐7、TEL3690・4963=裁断端材を活用したエコロジーファッションブランド「androgyne(アンドロジーヌ)」の立ち上げ。
【問合せ】TEL3870・8400中小企業支援課





写真=上/区長と懇談する採択者の皆さん=区長応接室で
下/近藤やよい区長から表彰される川西宏知社長(上)と、中村博史社長
掲載:2010年8月20日号
 旧日光街道の千住宿歴史プチテラス向かい側にこのほど「やっちゃ場(千住青果市場)のしくみ看板」が設置され、休日に史跡散歩などで歩く人たちが立ち寄り、千住の新名所になっている。
 「旧道を楽しくしよう会」(岡本行央代表)が、賛助金を集める一方、区のあだちまちづくりトラスト助成金も活用して完成させたもの。
 看板は、幅3m、高さ1・85mあり、東京電力の協力を得て、千住河原町27番地の同電力変電所の敷地内に設置された。当時の問屋、仲買商、出仲買商、付属商などがイラストでわかりやすく描かれたほか、当時の写真も貼られている。

写真=立ち寄って看板を見る人たち
掲載:2010年8月20日号
 足立区ゴルフ連盟(芦川一男会長)では、「第1回足立区ゴルフ連盟杯ジュニアゴルフ大会」を、8月9日(月)、千葉県野田市の紫あやめ36において、15人(男子8人、女子7人)の小・中学生の参加で行った。
 記念すべき第1回大会の今年は、男子の部ではゴルフ歴4年で中学3年生の赤塚成斗くんが断トツの通算1アンダー(アウト36、イン35)で、また、女子の部ではゴルフ歴3年で小学5年生の廣田真優さんが78(アウト38、イン40)で、それぞれ初代チャンピオンに輝いた。
 男子は、1打をめぐる大混戦。中1の毛利理央くんが83ストロークで第2位に、同じく中1の斉藤巧くんが2打差の85ストロークで3位に滑り込んだ。
 また、女子は、真優さんの姉の廣田美優さん(中3)が2打差80で2位に、稲見萌寧さん(小5)が81で3位となった。
 今年は、足立区民ゴルフ大会と同時開催であったため、多くの足立区民が子どもたちの活躍を目の当たりにして、大絶賛。芦川会長は「さらに多くの参加者を得て〝夏のゴルフ甲子園〟として定着させたい」と話していた。

写真=大会にはこのメンバーの大半が参加
掲載:2010年8月20日号
 第2回少年サッカー東武鉄道杯の足立区予選会(26チーム参加)が行われ、東伊興SSS、ピオネイロ、江北ベアーズ、なかよしFC、 FCリーズの5チームが本大会の出場権を得た。
 東武鉄道杯は、スカイツリーの建設を祝して発足した大会で、第1回目の昨年は、本線の東京・埼玉大会と、栃木・群馬大会、東上線沿線大会が開催された。開催に当たっては、東武電車内での大会紹介や地元の東武駅に出場チームの写真を飾るなど、大会にかける東武鉄道の意気込みが強く感じられた。
 写真を見た選手たちの喜びは大きく、大会も大いに盛り上がった。ちなみに、昨年度は足立区代表のピオネイロが東京・埼玉大会で準優勝に輝いている。
 東武鉄道では、「いずれ東武線沿線の全ての区市町を一堂に会した大会にする」と話す。今年の大会の詳細はまだ発表されていないが、12月に抽選会、1月中に南部、北部大会、2月26日(金)に春日部市で決勝の予定。大会が近づけば足立区の各駅に5チームの写真が飾られる。

写真=予選1位通過の東伊興SSSのメンバーたち
掲載:2010年8月20日号
 区立郷土博物館(大谷田5-20-1)の夏休みの子どもの来館者が、8月15日(日)、1000人に達した。
 記念すべき1000人目となったのは、荒井美侑希(みゆき)さん(梅島小5年)。家族みんなで、親戚の写生会の絵を見に来たという。
子どもサポーターズ(子ども対応の専門スタッフ)から花束を渡され、「いつか学習に来たいと思っていた。うれしい! びっくり!」と笑顔。博物館から「来館者1000人記念特製カンバッヂ引換券」も贈られた。
 同博物館では夏休み期間中、様々なイベントを実施。いずれも小学生以上対象。また、収蔵資料展「むかしの道具~くらしの一日・くらしの一年~」に合わせた「ドウグ伝説クイズ」も実施中。博物館の3万点を超える収蔵品の中から、昭和初期頃に家庭や農家で使われた生活の道具を、わかりやすく展示。電化製品が普及する前の暮らしを、クイズで学習できる。
【平日プログラム】午後1時~閉館まで▼8月20日(金)=昔遊び「判じ絵」のなぞにせまる▼24日(火)=博物館の郷土ぬりえ
【土曜イベント】午後2~3時、定員20人(先着)▼21日(土)=夏の「かほり」を楽しもう(夏の植物でお洒落なかほり袋作り)▼28日(土)=早変わり!「とんだりはねたり」をつくろう(伝統からくりおもちゃ)※28日は電話で事前申込み
【日曜イベント】▼22日(日)=紙漉きはがきづくり体験教室、午後2~3時。定員30人。電話で事前申込み。
【問合せ】TEL3620・9393郷土博物館
【交通】JR「亀有駅」北口から東武バス八潮駅南口行「足立郷土博物館」徒歩1分、東武バス六ツ木都住行「東渕江庭園」徒歩4分、東京メトロ千代田線「綾瀬駅」西口から東武バス六ツ木都住行「東渕江庭園」徒歩4分※駐車場有

写真=荒井さん(中央)と家族(左)
掲載:2010年8月20日号
 千住消防署(鹿野和美署長)は、つくばエクスプレス(TX)北千住駅構内で倒れ心肺停止となった男性に対し、見事な連携プレーでAEDを活用して心肺蘇生を行い、呼吸を回復させた6人に消防署長感謝状を贈呈した。
 贈呈されたのは、看護師の横田涼子さん(27)、TX駅員・菊地俊介さん(21)、同・新井一弘さん(31)、同・鴫原(しぎはら)達也さん(24)、同・中島理(ただし)さん(23)、同・高城友翼(たかしろゆうすけ)さん(24)の6人。
 千住消防署によると、8月5日(木)11時10分頃、つくばエクスプレス北千住駅構内のトイレ前通路で、57歳の男性が倒れ、心肺停止状態(CPA状態)になった。
 乗客の通報により駅員の菊地さんが駆けつけ、119番通報するとともに、業務用PHSで駅事務室に状況を知らせた。事務室にいた新井さん、鴫原さん、中島さん、高城さんの4人が改札備え付けのAEDを持って現場に駆けつけ、AEDを装着、交代で除細動や心臓マッサージを実施。
 また、通勤途上だった横田さんは、自分が看護師であることを駅員に申し出て、心臓マッサージを交代。呼吸回復を確認したところで救急隊員に引き継いだ。
 なお、鴫原さん、中島さん、高城さんの3人は、普通救命講習を受講している。

写真=右から、感謝状を贈られた新井さん、中島さん、菊地さん、横田さん、1人置いて高城さん
掲載:2010年8月20日号
 100歳以上の高齢者の所在がわからなくなっている問題で足立区では現況把握調査を行った。
 3月31日の時点で10
0歳となる高齢者は、区内に181人。うち介護サービスを利用していない25人中、民生委員に現
況確認の取れなかった10人について、8月5日(木)、区職員が訪問調査を行った。
 8人は本人と直接面会、1人は隣人との面会により確認。本人の状況を確認できなかった1人は、訪問した住所に所在していなかった。
 区では引き続き調査を実施するとしている。
掲載:2010年8月5日号
 第92回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高等学校野球連盟主催)が、8月7日(土)に開幕する。
 東東京大会では足立新田高校(沖田義弘校長、畠中陽一監督)がベスト8と大健闘。都立高校としては最多の、5年連続ベスト16入り(内4回がベスト8)の記録を残した。
(さらに…)
掲載:2010年8月5日号
 今年、足立区から甲子園に出場する選手がいる。西東京大会で優勝し、4年ぶり28回目の出場を決めた早稲田実業(国分寺)の主将・土屋遼太くん(3年/捕手)だ。
竹の塚小学校、第十四中学校出身。竹の塚の実家から通学。練習場は八王子にあるため、帰りは深夜、朝は5時起きというハードな日々を送る。
小学校時代は軟式チーム「竹仲」で全国大会ベスト16、中学時代は硬式チーム「足立ベルモント」で関東ベスト4になるなど、小中通してエースとして活躍した。早実の希望で、入学と同時に捕手に転向。1年で1軍入りした。
 「小学校の時からスーパースターだった」。足立ベルモントの吉原茂代表と鈴木正人監督は口を揃える。準々決勝で日大鶴ヶ丘に敗れた日大三高の大塚和貴主将(捕手)とは、当時のバッテリー。「決勝で当たると思っていたんだが」と吉原代表は残念がる。
 鈴木正人監督は「文武両道。周りも良く見えるし、チームリーダーとしては最高なんじゃないかな。人の悩みとか良く気がつく」と評する。オフの日には監督の家に遊びに来るそうだ。
夏の甲子園は8月7日(土)開幕。土屋くんの熱い闘いを応援しよう!

写真=土屋くん(右)とエースの鈴木健介くん