足立朝日

掲載:2011年2月5日号
 玉ノ井部屋(西新井4丁目)の新十両・富士東(23・本名=渋谷和由)が、初場所で勝ち越しを決めた。富士東は足立区出身で、第九中学卒業後、玉ノ井部屋に入門。
 十両は取り組み数が7番から15番に増えるなど、幕下とは世界が一変する。「土俵入りも初めてだし、緊張した。体力的にも精神的にもきつかった」という。そのせいもあってか、2日連続黒星のスタートとなった。「考え込むタイプなので、ズルズル引きずっちゃうと思った」が、そこから「自分の相撲で前に出るしかない」と気持ちを切り替えた。3、4日目と勝ち、6日目から中日まで3連勝。11日目は同じ足立区の境川部屋(舎人4丁目)の同期、佐田の海を押し出した。「先に(十両に)上がられていたので早く追いつきたかった。勝ててうれしかった」
 7勝で足踏みして迎えた千秋楽。「最後なので負けても勝っても、という気持ちで臨んだ。勉強の場所だった」。決まり手は、得意の押し出しだった。「いい相撲だったと、親方にも先代にも言われた。自信になりますね」と、最高の笑顔で語った。

写真/勝ち越しの喜びを語った富士東=玉ノ井部屋の土俵の前で
掲載:2011年2月5日号
 都立足立東高校(大谷田2丁目)3年の佐藤凱大(よしひろ)さんが今月、プロボクサーとしてデビュー戦を行う。
 昨年の関東高校ボクシング大会で3位。7月の部活引退を機に、角海老宝石ボクシングジム(大塚)に所属した。
 今回の試合は、在学中にどうしてもデビュー戦を、という本人の強い希望で実現。田中栄民(よしたみ)トレーナーは「もう半年ぐらい修行してからさせたかった」と親心を見せながら、「まじめで毎日練習に来る。サウスポーで、気が強くて積極的に接近戦にいくタイプ」と評する。佐藤選手は「緊張しやすいタイプなので、あまり試合のことを考えないようにしている」と意外な一面も。「高校の人たちも見に来てくれるので、退屈にならないような試合をしたい。ぜひ見に来て」と笑顔を見せた。出場はミニマム級4R。
◆ダイヤモンドグローブ
【日時】2月14日(月)午後6時開始(5時半開場)
【場所】後楽園ホール
【料金】RS10000円、指定7000円、自由席4000円
【問合せ】TEL042・622・7222八王子中屋ボクシングジム

写真/試合を2週間後に控える佐藤選手=角海老宝石ボクシングジムで
掲載:2011年2月5日号
 総額3億円の「平成22年度 走れ!あだち債」の募集が昨日2月4日(金)から始まった。
 平成14年にスタートした住民参加型市場公募債で、これまで全て完売している。今回のあだち債は、学校改修費用(耐震補強工事)の一部に活用。
 投資元本割れのリスク等もあるので、購入の際は、必ず事前に契約締結前交付書面を読む。証券会社以外での購入は、投資者保護基金の対象外。
【購入対象者】区内在住・在勤の個人および法人・事業者等
【発行総額】3億円
【発行日】2月25日(金)
【募集期間】2月4日(金)~16日(水)※期間中でも申込み総額が3億円に達した時点で終了
【購入限度額】1人あたり500万円まで(1万円から1万円単位で購入可能)
【利率】2月3日(木)発表
【償還方法】発行日から5年後、満期一括償還【償還日】平成28年2月25日(木)
【利払い日】毎年8月・2月の25日
【申込み】みずほ銀行、東京都民銀行、みずほインベスターズ証券、大和証券、野村證券のそれぞれ足立区内の支店
【問合せ】TEL3880・5814財政課
掲載:2011年2月5日号
 平成22年度の区政を語り合う会が1月22日(土)、区役所内会議室で開かれた。
 今回の区民出席者は「防災ボランティア」。自主防災組織のことで、各自治体と消防署などが指導し、防災・防火活動の普及に取り組んでいる。
 防災ボランティアを代表して、千住消防団、総合ボランティアセンター、避難所運営会議、足立新田高校災害時支援ボランティアが席についた。
 区内に中学生消火隊はいくつかあるが、防災ボランティアがあるのは足立新田高校のみ。ハイパーレスキューが所属する第六消防方面消防機動隊の施設が近くにあり、学生たちはそこで授業の一環として防災訓練を行ってきた中、地域の人の関心も高まったことから昨年度に発足。都の出初式や区の水防訓練などにも参加してきた。
 語り合う会では、若い人に地域で貢献して欲しいことや志望動機などが、それぞれ語られた。区ボランティア連合会の糸井美恵子会長は、ボランティア暦30年。地域に入って行けない悩みの中で、防災訓練に積極的に入っていくことの大切さを実感。「多くの人が働きに出ている昼間、頼りになるのは地元の学生」と語った。
 また、新田高校で防災訓練を経験した瓜生まどかさんは、卒業後千住消防団に入団。街を守る一員として活動している。
 学生たちは「誰か倒れていたら助けたいので、AED訓練などとても勉強になった」「けが人を運んだり、知識があれば訓練に参加できると思う」など、これまでの活動で得たことを語った。

写真/語り合う会の参加者
掲載:2011年2月5日号
 足立区の平成23年度の当初予算案が1月28日(金)、発表された。
 一般会計は2538億円で、前年度より127
億円、5・3%増。生活保護費、子ども手当、障害者自立支援給付費などの扶助費の増額による。特別会計などを含めた総額は、3・4%増の3883億8600万円。
 新たな予算案のテーマは「縁をつなぎ明日への絆を結ぶ」。単身世帯増加などの対策として、「地域のちから推進部」を創設。高齢者問題だけでなく、就職・進学をしない若者の実態把握など、地域の基盤づくりを担う。
 また、温暖化対策では、「目指せLED普及日本一のまち」を掲げ、都内初の住宅用LED照明普及促進事業を実施。太陽光発電システム設定補助(年間350件)に加え、家庭用LED照明普及促進として、5000円以上のLED電球購入の領収書を3000円分の区内共通商品券と交換する。街路灯のLED化も進め、CO2排出量の大幅な削減を目指す。
掲載:2011年2月5日号
 区民が作りあげる「歓喜の演」10周年記念公演が1月16日(日)、西新井文化ホールで行われた。
 一般公募で集まった区民が1年間の稽古を経て舞台に立った。10周年記念として、これまで別々に上演してきた狂言と合唱を融合し群読を加えることで、「白秋の世界」として日本人の言葉による深い表現を目指した。
 出演者は小学1年生から86歳までの130人。満場のお客さんを前に、稽古で鍛えた声を軽快に、時にしっとりと響かせた。6年生の坂本亜美さん(梅島第一小)と坂上になのさん(梅島第二小)は、おしゃべりなすずめ役で出演。3年前から参加の坂本さんは、「狂言は、台詞(せりふ)を言ってみんなを笑わせることが面白い。普段はあまり笑わせることがないので、友だちに驚かれた」。昨年から参加の坂上さんは、「白秋は知らなかったけど知っている歌もあって、この人が作ったんだとビックリ」と話した。
 出番の合間に、子どもたちが大河原宏さん(71)を慕って囲む様子は、本当の祖父と孫のよう。世代を超えた交流が生まれるのも、歓喜の演の醍醐味と言える。
★VOL・11前期参加者募集
 基礎から丁寧に練習するので、初心者大歓迎。本番・練習に参加できる小学生以上、集まれ!
▼「狂言」練習=3月4日~6月24日(毎週金曜)、A/午後1時~3時半、B/午後6時半~9時(ABどちらか)。定員30人
▼「合唱」練習=3月6日~6月26日(毎週日曜)午後6時~8時半。定員150人
【練習場所】ギャラクシティ(西新井駅東口5分)、【費用(約4カ月分)】一般1万円、高校生以下5000円。扇代・楽譜代等実費。【申込み締切】2月25日(金)必着。詳しくはTEL3850・7931

写真/全員が揃ったオープニング=西新井文化ホールで
掲載:2011年2月5日号
 東京足立相撲甚句会(林太一代表)が1月26日(水)と28日(金)、高齢者在宅サービスセンター日の出(日ノ出町/社会福祉法人東京蒼生会運営)でボランティアで相撲甚句を披露した。
 メンバーは、ホールに集まった利用者約30人を前に、「東京名所甚句」などを美声で聞かせた。独特の節回しに、一緒に声を出すお年よりも。「ホイ」や「どすこいどすこい」の合いの手の入れ方を教えてもらい、全員で相撲甚句に挑戦した。
 また、林代表が相撲豆知識を伝授。土俵の屋根の四隅につけられている房は、青(東)は春、赤(南)は夏、白(西)は秋、黒(北)は冬を表しているなど、参加者は興味深く聞き入っていた。
 国技館に何度か行ったという相撲好きの柳光以(みつい)さん(80)=千住1丁目=は、「国技館でも聞いたが、今日の方が迫力があってすごく良かった。うちに帰ったらしばらくは『どすこいどすこい』ですよ。久しぶりに楽しかった!」と、明るい笑顔で語った。
 相撲甚句はお腹から声を出すため健康に良いそうだ。やってみたい人は、TEL5845・3708林太一さんまで。

写真/東京足立相撲甚句会。右から3人目が林代表
掲載:2011年2月5日号
 千住地区に新たな音楽の創造と発表の場を――と、千寿本町小学校を拠点とする「千住シニアアンサンブル」が、1月16日(日)結成された。
 この日は、呼びかけ人の村上忍足立区音楽連盟理事長(83)、村上さんの教え子で作曲家の笹森敏明さんも参加。参加者は、今後の活動を確認して会則を決めた。
 参加した動機は様々。「就職した時に初めての給料でバイオリンを買い、30年以上弾いてきた。この場でさらに楽しみたい」(本木在住、大山光子さん)「音符も読めない状態から、12年前にパーカッションを始め、音楽が生きがいになった」(船越睦生さん、78歳)「中・高時代は吹奏楽団に入り、ピッコロをひいていた。20数年前にフルートを買い、そのままになってしまったので、今回練習したい」(綾瀬在住・廣瀬裕子さん、47歳)、「高校入学後吹奏楽団に入ろうと思ったが、果たせず、ずっと人生の後悔になっていた。今回、ようやく夢を果たせます」(花畑在住、福原登美子さん)など。
 村上さんは「毎回参加者を増やして頑張りましょう」と激励した。
 同会の参加資格は、おおむね45歳以上。練習は、毎週日曜日の午後2時~4時半、千寿本町小を予定。入会金2千円、会費毎月3千円(音符コピー代と通信費)。
問合せ・申込み先TEL&FAX3690・9416村上

写真/なごやかに行われた発会式=千寿本町小で
掲載:2011年2月5日号
 埼玉県立浦和商業高校定時制課程(2008年3月に閉課程)を舞台に、4年間の生徒の成長をありのままに追ったドキュメンタリー映画「月あかりの下で」(製作・配給=グループ現代)の自主上映会が、日本全国で静かに広がっている。2010年度「文化庁映画賞」(文化記録映画優秀賞)他、同作品の太田直子監督が第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞(荒井なみ子賞)を受賞。
 2月18日(金)には、都立江北高等学校・柏友館(西綾瀬4-14-30)で「PTA学習会『月あかりの下で』講演と映画の夕べ」と題した上映会を開く。併せて映画に登場するクラス担任であった平野和弘先生の講演も行われる。
 同校関係者以外も自由に参加できるため、当日会場へ。開場午後6時半、上映は午後7時から。参加費無料。
【問合せ】TEL3880・3413同校定時制まで。

写真/月あかりの下で学ぶ生徒たち=映画の一シーン
掲載:2011年2月5日号
 世界大会優勝者の厳斗一(オム・トゥイル)師範が開いているテコンドーオムスクール綾瀬道場で、1月21日(金)、一風変わった体験会が行われた。
 スクールの生徒たちに混じって、汗を流していたのは、足立研究会のメンバー。代表の松本照人さん(㈱マツブン代表取締役社長)、大塚光智さん(写真屋さん21)、織田悠哉さん(㈲ジ・ペックコーポレーション)、谷中洋行さん(㈱宍戸製作所)の4人だ。
 同会は区内事業者の社長や役員などで構成され、区内の店に集まって楽しく食べ、飲みながら、情報交換や勉強をするというもの。議員や議員秘書、フリーアナウンサーなどもおり、現在20人弱が参加している。
 今回は、メンバーの1人である厳師範の職場訪問を兼ねて、テコンドーを体験するもので、昨年に続き2回目。風邪で予定の半数が欠席となったが、4人の精鋭たちは1年間の運動不足を一気に解消する勢い。弟子たちに負けじと、蹴りの連続技などに挑戦。髪を振り乱し、がむしゃらに汗を流す勇姿は、社員やお客さんが見たら驚くに違いない。
 体験会後の集まりではおいしい食事と酒とともに、「新規開拓で心がけること」のテーマを肴に、熱い意見が交わされた。特別参加のオムスクールの若い指導者たちも、熱心に耳を傾けていた。松本代表は「毎回、本当に勉強になる。今後は区内のサラリーマンにも広げていきたい」と話す。自分たちの商売だけでなく、足立区を元気にしたいとの想いが原動力でもあるようだ。

写真/オムスクールの道場で、蹴り技を体験するメンバーたち