「おくやまに紅葉(もみじ)踏み分けなく鹿の声きくときぞあきは悲しき」(百人一首第五番、猿丸太夫)。
「人間にとって自然との触れ合いが一番大事ではないでしょうか」。こう語るのは、1面に登場した伊興・薬師寺の浅川住職。
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北千住の「東京芸術センター」という大仰な名前の建物の2階にあるブルースタジオ。そこで、黒澤明作品を見続けている。来年2月までほぼ1週間単位で23作品を上映中だ(5面参照)。ビデオはあるが、やはり大画面。
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「100歳以上のお年寄りの皆さん、お元気ですか?」――。この猛暑の最中、全国で燎原の火の如く広がっている「高齢者の所在不明問題」は、この日本社会が内包するあらゆる問題を暴きだしてしまった。「長寿国日本の内実とそのあるべき姿」「戸籍、住民基本台帳とは何か」「核家族化と家族の絆とは」「年金問題」……。
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「3割、4割は当たり前」ならぬ「34度、35度は当たり前」の酷暑の大安売りが続く。
こう暑いと、巷(ちまた)では、人間もおかしくなる。ある友人。銀行のカードが見当たらない。財布はもとより家にも職場にもない。
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日本人を指してある外国人が「健忘症の民族」「熱しやすく冷めやすい人々の群れ」と言ったそうだ。正に当たっている。
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「歳をとると子どもに返る」の本来の意味は、体面や外聞を気にせずに本音を言う、ということだと思う。
今回は「子どもに返った」お年寄りのいいお話。
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新党、新党、新党。猫も杓子(しゃくし)も新党である。まるで念仏のように新党である。「そこのけそこのけ新党が通る」有様だ。
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ある金融機関で、何が気に入らないのか、窓口の女性に大声でどなり散らしている〝紳士〟を見かけた。60歳過ぎ、団塊の世代だろうか?我々他のお客も不快になった。
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