足立朝日

みんなでいじめをなくそう 江北桜中でピンクシャツ運動

掲載:2019年3月5日号
 2月最終水曜日に行われるいじめ撲滅イベント「ピンクシャツデーキャンペーン」に合わせ、、江北桜中学校(保坂朗校長)でも2月19日(火)、参加者がピンクの物を持ち寄りアピールした。
 このイベントは、2007年にカナダの学生2人から始まった運動。ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられたと聞いた2人の先輩がピンクのシャツを購入し、インターネットを通して「明日は一緒にピンクのシャツを学校で着よう」と呼びかけた。翌日、数百名を超す生徒がピンクのシャツや小物を身に付けたことで、自然といじめがなくなった。今では70カ国以上でこの運動が行われている。
 同校でも、昨年度赴任した英語科の伊藤智子教諭が「困った人を見た時にアクションを起こせる人になって欲しい」と、授業でこの話を生徒に話したことをきっかけに始まった。昨年は3年生のみ実施したが、今年は生徒会を巻き込んで、「いじめはイヤだ。いじわるされたくない」という人たちはピンクの物を持って体育館に集まろうと事前に全校生徒に呼びかけた。当日は100人を超す生徒たちが参加し「いじめをなくしていこう」と誓い合った。
 生徒会長の岩川華さん(2年)は「事前のいじめに関するアンケートでは、残念なことにイヤな思いをした生徒が少しいた。この運動を通して、学年に関係なく相談し合える学校になっていきたい」と話す。

写真/ピンクの物を持ち寄ったみんなで記念写真=江北桜中体育館で